2014/12/04

ウィーン旅行記⑨ウィーンでのワルツレッスン(2回目)

 
 
 
予想的中、宝くじ大当たり!のように
外見も人柄も教え方も素晴らしい先生との出会いで
大興奮のワルツレッスン初日。
 
1日あけて2回目のレッスン最終日。
 
今日のレッスンは朝の9時から!!!!
連日歩きまわる観光と
夜のコンサート通いで脚の疲労がだんだんと・・・。
 
今回の旅行で靴の選択を失敗。
もっと柔らかいのにすればよかった。
教室がトラム(路面電車)で10分ほど。
下車してからさらに10分歩きます。
商店街を直進するだけなのですが
レッスン前に既に足の指先や爪が痛くなっていました。
 
教室に着くと即効でダンスシューズに履き替えました。
ああ~このペラペラ3000円シューズ最高!
堅い靴から開放されて指先が生き返る。
 
おしゃべりもホドホドにさっそくフロアに。
今日も先生、脚長いな~と後姿に見とれながら
階段を下りました。
 
さらに踊って回ってのビッシリ50分。
新しいステップを習いました。
まだ頭がボーっとする中、ちょっと複雑なステップ。
 
大好きなウィンナ・ワルツ。
先日よりもっと速く周りながらスタジオを1周。
再び目がまわり、しっかり食べてきた朝食が
胃から上昇の気配・・・。
途中から気持ち悪くなり限界に。
 
曲が終わると
「ちょっと、苦しいっすよ!」と
アピールしようとしたのですが
「大丈夫?(と言ってはくれたものの)
もっと上半身の力を抜けば、滑らかにできるからね。
じゃ、もう一回」。
 
 
好きな事に関しては負けず嫌いなので
こらえて具合悪いアピールを我慢。
 
不思議なことに素敵な曲に合わせて踊ると
今度は吐き気が消えたではありませんか。
 
先生はOKのサインに(時には励まし的に)
“super!”
と言います。
 
踊ってる最中で音楽に合わせて
“口笛”を吹くときも
音楽にノッて先生と呼吸が合ってるとき。
 
大切な音楽をしっかり聴いて身体を反応させる事は
日頃バレエの先生にしっかり叩き込まれています。
技術的にできなくても「リズム音痴」だけには
思われたくない、と唯一のこだわり。
 
曲の途中で口笛も出たし
終わったら「すぱぁ!」も聞こえ、やっとお水、と思ったら
よいよウィーンの舞踏会必須ステップ
ワルツの左回り(反時計回り)です。
 
(これが伝統の左回りワルツ♪)
 
今までのは右回りです。
では、ただ左にやればいいのかと思ったら
足裁きが全然違う・・・。
 
最初は先生と並んで一緒に
スタジオの端から端までを何度も往復。
ステップの途中、足を交差させる動きがあるのですが
ペンギンのようにふらつく。
なんとか形になってきた頃音楽をかけて踊りました。
ただ先生にしがみついて歩いてるみたい・・・。
 
ウィーンでは学校で普通にワルツを習うのだとか。
ウィーンの社会でパーティーなどで
サラッと踊れることは大切だそう。
 
さらに格式高い舞踏会の
デビュタントをめざす学生は
ダンス教室に通うそうです。
 
2曲連続でウィンナワルツを踊った後、
最後はゆっくりのイングリッシュ・ワルツ。
レッスン時間もとっくに過ぎていましたが
このままでは不完全燃焼。
もう1回ウィンナ・ワルツをやりたいとお願いして
ワルツで締めくくりました。
最後は今までで一番スムーズに出来て
「踊ってる」実感がありました。
 
あ~こんなに楽しいとは!最高の気分。
もっとレッスンしたいし
左回りもきれいに踊れるようになりたい。
 
録画したレッスン風景を帰国してから毎日見て
忘れないように復習しています。
それにしても先生の踊りの美しいことったら・・・。
 
先生と再会を約束して
教室を出ると、再び頭痛と吐き気が・・・。
 
レッスンの後に予定していたのが
「ベルヴェデーレ宮殿」訪問。
お昼前の平日、世界遺産の豪華な庭のベンチを独占して
仰向けになってひと休み・・・。
 
この素敵なベンチで世界遺産を眺めながら
30分仰向けで休憩♪
 
なんとも贅沢なウィーンでの朝でした。
 
Super !

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