2011/06/24

コクーン歌舞伎



銀座の歌舞伎座がクローズして以来、久しぶりの歌舞伎。

初めてのコクーン歌舞伎です。
渋谷Bunkamuraのシアターコクーンで毎年開催され
今回17年目だとか。

演目は「盟三五大切
なんて読むんじゃ?
「かみかけてさんごたいせつ」

180年以上前から上演されてきた人気の作品を
串田和美さんという方の演出・美術で登場。

初めて入るシアター・コクーンはこじんまりしたスペース。
どこに座っても舞台に近く、迫力満点!
誘ってくださった方のおかげでとってもいい席でした。
前には椅子を外し床の座布団席までありました。
なかなかいい雰囲気。

舞台はシンプルでデザインもクリムト風の模様の屏風があったり
和楽器に加え、チェロの優美な音色が不気味さや哀しさを演出。
天井からはザーザーの雨。
笹野高史さんがいろいろな役で登場。さすがの存在感。
お決まりのお笑いもあり、3時間があっという間でした。

橋之助さん、菊之助さん、勘太郎さんの
切れ味抜群の台詞回しとノリのいい演技、粋な3人でした。

突然、中村勘三郎さんが大星由良之助役で登場された時は
場内が感動の大拍手。
カーテンコールにも登場され、橋之助さんも感極まったご様子。
ニュースによるとこの日のサプライズだったそうですが
27日の千秋楽まで体調を見ながら登場するかもしれない、とか。
夏には完全復帰されるそうで、本当に嬉しいお知らせですね。

7月12日(火)は尾上菊之助さんのチャリティ舞踊公演「祈り」
出演料なし、入場料は全額、東日本大震災義援金に寄付とのことです。

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