2015/01/13

ホドラー展

 
2015年。
 
本年も皆様にとって素晴らしい1年となりますように。
 
今年、早々に素晴らしい絵を見てきました。
 
スイスを代表する画家のひとり
 
彼の絵がスイスのお札にもなったほどの
国民的な画家だそうですが
私はまったくホドラーの事は知りませんでした。
 
昨年秋に、通勤先の駅で大きなポスターが目に飛び込んできて
一目ボレ。
それがこの作品です。

 
 
上野まで行こうと思いつつ
気づいたら2015年、気づいたら1月12日まで!!
残り数日前に行ってきました。
 
興味のある方はここのHPでじっくりと。
東京展は終了しましたが今月24日から4月まで
兵庫県立美術館で開催だとか。
 
お天気のいい休日に久しぶりの上野。
西洋美術館の看板もこの4人の女性の絵。
ワクワクです。
 
 
 
展示の演出がとても素敵で
彼の人生と共に変わっていく作品がとても
わかりやすく退屈させません。
風景画もたくさんありましたが
まったく飽きない!!
 
そしてあの4人の女性の作品。
 

 
「感情Ⅲ」
 
ホドラーはある時期、女性や人々の踊る姿や
その連鎖する動作を「リズム」で表現してるような作品を描きました。
 
そんな解説を聞いてふ~ん、と思うかもしれませんが
本当に静かで動かない絵から
「リズム」が伝わるといいますか
「見える」んです。
 
とても心に響いたかれの言葉。
「どんな感情も、身振りを持つ」
 
この4人の女性の顔の表情はわからなくても
その指先や身体のねじり具合などで
いろいろな想像が浮かびました。
 
そんなココロが踊るような作品がたくさんありました。
 
同時に最愛の恋人が死に向かっていく様子を
ありのままに描きとめた作品もありました。
 
滅多に購入しない図録もカレンダーも
チョコレートも(!)
そして特に気に入った作品のカード。
 
今回はたくさん売店で購入しました。
 
 
2015年スタート早々に
嬉しい展覧会でした。
 
 
 
 
 
 

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