2012/12/07

ポーランド放送室内合奏団


 

素晴らしかったパユさんとポーランド放送室内合奏団
 
翌日、急遽すっかりこの室内合奏団にも魅了された
バレエの先生ご夫妻と行ってみました。
 
場所は2週間程前にカヴァコスがリサイタルを
行なった素晴らしいトッパン・ホール。
ここで室内楽なんて楽しみです。
 
「ポーランド映画祭2012開催記念コンサート」
そんなわけで今夜のテーマは
ポーランドが誇る作曲家の映画音楽を集めたもの。
ヴァイチェフ・キラル
ヤン・A・P・カチュマレク
どちらも初めて聞くお名前ですが
演目を見るとおなじみの映画名。
 
指揮はこのオーケストラの設立者でもある
女性指揮者のアグネシュカ・ドゥチマル。
大柄でがっしりした体型の給食のおばさん風。
笑顔が優しくて、学校の先生にもいそうなタイプ。
なんとも頼れそうな風格です。
 
始まった音楽。
どの演奏も親しみ易くて「音楽の楽しさ」を
ストレートに伝えてくれる暖かいものでした。
映画音楽という事もあり、心地よくて聴きやすい。
アッという間に全ての演目が終わり大拍手。
昨夜、話題になったアンコール曲の「オラヴァ」で
会場も大いに湧きました。
 
となりのご婦人も昨夜のパユさんのコンサートで
この室内楽オケに感動して突如来たとか。
「昨夜のパユさんも感動したけど今夜もまたそれ以上だわ!
ポーランドに行こうかしら」
とおっしゃっていました。
 
ドゥチマルさんの指揮、
演奏者を思いやる愛情が感じられて
とても素敵でした。
尊敬と同時に本当にカワイイ。
 
 
会場のチラシで発見。
私が初めて買ったショパンのレコード♪は
このツィメルマン。その後ブラームスのピアノ協奏曲など集めて
大好きなピアニストの一人。
行きたいけど・・・今年は予想外の出費でまた次回。

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