2012/10/29

ベルリン旅行記㉑(ベルリン・フィル演奏会・最終日)



いよいよ今夜がベルリン・フィル旅行のフィナーレ。
 
一昨日から3夜連続の定期演奏会の最終日です。
先日の様子はこちら
 
大好きなパユさんのフルート独奏や
夢のベートーヴェン、また今夜も聴けるなんて!
 
そして今夜は生中継の日。
ベルリン・フィル自慢のデジタル・コンサート・ホールでは
定期演奏会を全世界に生中継しています。
私も毎日欠かさずテレビで楽しんています。
その為CDを聴く機会が殆ど減りました。
カヴァコスが登場したり、翌日休みの日は
朝3時に起きて生中継を楽しんでいます。


ロビーではデジタルコンサート・ホールのブースもあり
宣伝していました。
最近はソニーが技術提携し、さらに音質や画質が
アップしたそうです。
ベルリン・フィルとソニーの友好的な関係は
カラヤン時代からあるんですね。
日本人として嬉しい限り。
私のテレビもたまたまソニー製だったので
デジタルコンサート・ホールはいとも簡単に
つながりました(笑)。
 
 
 
会場に着いて、再びショップを覗きお買い物。
思い残しがないよう、会場の隅々を探検しました。
フィルハーモニーにはなんともいえないぬくもりがあります。
豪華な歌劇場とは正反対でシンプルで贅沢な装飾はなし。
ところが私たちを音楽を同じ目線で結びつけてくれる
出会いの場でもあります。
世界最高の音楽を惜しみなく皆で分かち合いましょう
という思いが伝わります。


今日の席は左側。前回より後ろですが
それでもステージに近い。
きっとステージの高さが日本の基準よりかなり低いので
近くに感じるのでしょう。
すぐ右には生中継用のカメラ。
この会場にはたくさんのカメラが設置してありますが
全て無人で内部でコントロールしています。
 

 
いよいよ始まりました。
再び華麗なハイドン、さらにハイテンションの
パユさんの独奏、そして最後のベートーヴェン7番。
1回目よりさらに迫力がありました。
ジェットコースターに乗ってるみたいに感じた1回目でしたが
今夜はさらに嵐の中のジェットコースターという感じ。
すごい盛り上がりで終わりました。
 
指揮者のラトルさんも何度もステージに
出てきてくれ大喝采。
 
 
あ~終わっちゃった。
胸いっぱい&既にさみしい気持ちで
会場を出ました。
 
暗闇に浮かび上がる黄色のフィルハーモニーを見ながら
「またね!」と誓いました。


 
写真集のような立派なシーズン・プログラム(厚さ2センチ!)
 
 

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