2012/10/26

ベルリン旅行記⑲(映画博物館)

 
 
いよいよ、ベルリン滞在最終日(4日目)。

夜はベルリン・フィル公演2回目が待っています。

その前に、今回せっかくドイツなのだから
本場のオーガニック化粧品など買おうと思って
いたのですが、いざ最終日に買い物しようしたら
日曜でどのお店も見事に閉店でした・・・。
ああ失敗。

この日、コンサートの前に行くところは
決めていました。


先日ちょっと寄っただけの「絵画館」
そしてソニーセンターにある「映画博物館」です。
朝10時にホテルを出て
ポツダム広場に行きました。

映画博物館はソニーセンターの中にある
ベルリンと縁のある映画の歴史やスターが勢ぞろい。
特にマレーネ・デートリッヒの衣装コレクションは有名だとか。

エントランスに入るとそのカッコよさに驚きです。
床も天井も合わせ鏡のような仕掛けで
自分があちこちに移り、3D迷路のようです。

斬新なエントランス!


ずっと見てると酔います!
 
なんか見覚えのある白黒ホラー映画が見えたと思ったら
カリガリ博士」でした!


やはりすごい演出。
「ドイツ」って感じです!!
帰国したらこれはDVDを買ってじっくりみたいと
思ったのでした。
淀川長治さんの感想がまさにこの映画の魅力を
表しているので是非こちらを。
 
そして「メトロポリス」も登場!



アンドロイトだ!

もう好きなものばっかり出てくる。
意識してなかったけどベルリン・フィルだけじゃなく
自分はドイツ芸術や文化に親しんできたんだなと気づきました。
 
これらの映画は1920年代。
その後のハリウッド映画などに多大な影響を与えたのが
いうまでもありません。
この映画を参考にハリウッド映画の名作が
生まれたと言ってもいいかも。
 
 
この博物館の自慢である
マレーネ・デートリヒのコーナーは
彼女の代表作で使われた豪華な衣装が。
大柄な女性だったのがよくわかりました。
化粧道具や靴、そして手紙など充実したコレクション。
 
彼女のラブレターを読んで
ウルっときました。

本当は撮影禁止です。(すみません)

この頃のドイツ映画は無敵。
ヒトラーが登場しなかったらドイツの映画史は
どんな風になっていたのでしょう。
 
マレーネの人生も大きく違ったのでしょう。
 
ソニーセンターでちょっと休憩する時、
是非、お立ち寄りください。
 
ちょっと覗くつもりが・・・。



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