いよいよ、ベルリン滞在最終日(4日目)。
夜はベルリン・フィル公演2回目が待っています。
その前に、今回せっかくドイツなのだから
本場のオーガニック化粧品など買おうと思って
いたのですが、いざ最終日に買い物しようしたら
日曜でどのお店も見事に閉店でした・・・。
ああ失敗。
この日、コンサートの前に行くところは
決めていました。
先日ちょっと寄っただけの「絵画館」
そしてソニーセンターにある「映画博物館」です。
朝10時にホテルを出て
ポツダム広場に行きました。
映画博物館はソニーセンターの中にある
ベルリンと縁のある映画の歴史やスターが勢ぞろい。
特にマレーネ・デートリッヒの衣装コレクションは有名だとか。
エントランスに入るとそのカッコよさに驚きです。
床も天井も合わせ鏡のような仕掛けで
自分があちこちに移り、3D迷路のようです。
斬新なエントランス! |
ずっと見てると酔います! |
なんか見覚えのある白黒ホラー映画が見えたと思ったら
「カリガリ博士」でした!
やはりすごい演出。
「ドイツ」って感じです!!
帰国したらこれはDVDを買ってじっくりみたいと
思ったのでした。
淀川長治さんの感想がまさにこの映画の魅力を
表しているので是非こちらを。
そして「メトロポリス」も登場!
アンドロイトだ! |
もう好きなものばっかり出てくる。
意識してなかったけどベルリン・フィルだけじゃなく
自分はドイツ芸術や文化に親しんできたんだなと気づきました。
これらの映画は1920年代。
その後のハリウッド映画などに多大な影響を与えたのが
いうまでもありません。
この映画を参考にハリウッド映画の名作が
生まれたと言ってもいいかも。
この博物館の自慢である
マレーネ・デートリヒのコーナーは
彼女の代表作で使われた豪華な衣装が。
大柄な女性だったのがよくわかりました。
化粧道具や靴、そして手紙など充実したコレクション。
彼女のラブレターを読んで
ウルっときました。
本当は撮影禁止です。(すみません) |
この頃のドイツ映画は無敵。
ヒトラーが登場しなかったらドイツの映画史は
どんな風になっていたのでしょう。
マレーネの人生も大きく違ったのでしょう。
ソニーセンターでちょっと休憩する時、
是非、お立ち寄りください。
ちょっと覗くつもりが・・・。
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