明るいベルリン中央駅からさらに
とても新しい駅にいきました。
Brandenburger Tor
そうです、あのブランデンブルク門のある駅です!
ベルリンといえばこの名前を浮かべる方も多いのでは。
ブランデンブルク門は1989年11月、
ベルリンの壁が崩壊したとき、人々の歓喜の映像と
いつも一緒にテレビの映像に登場したものでした。
ちょうど壁が出来た時、東西の境目にあった為。
東西分裂の象徴となり、崩壊後はその象徴・・・。
ベルリンの歴史をずーっと見続けてきたのが
ブランデンブルク門。
駅は非常に新しく立派でした。
ホームの壁にこの門の歴史が
写真と共に並んでいて、よくわかる演出になっています。
| "Today, in the world of freedom, the proudest boast is, ich bin ein
Berliner" 「私はベルリン市民である」 当時の市民に感動を与えた ケネディ大統領の有名な言葉だそう。 |
文が読めなくとも写真でベルリンの歴史がわかります。
実際に門の目の前に立ってみると
とても綺麗で立派でエレガントにさへ思えます。
観光客で賑わい、記念撮影で人だかりのとても明るい雰囲気。
ところがふと足元をみるとかつて壁があった跡の
石畳のような模様がず~っと続いています。
これがとても生々しく、重みを感じました。
| 個人的にはブランデンブルク門より 壁の跡の方が強烈な印象を受けました。 |
正直、本当にここが
あのような悲しい歴史があった境界線なのか、
本物なんだろうか?と思ってしまうほど
あっさりとそびえ立っていたのが印象的でした。
たった30年程前の出来事の記憶を
風化させてはいけないという気持ちが
美しい門や駅構内を見て感じ取れました。
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