2012/09/28

ベルリン旅行記④(フィルハーモニーとご対面)

 
 
夜ベルリンに到着し、
一夜明けて
ベルリンを満喫する4日間が始まりました。

初日のコンサートは
大好きなレオニダス・カヴァコスの室内楽。
ついに憧れの彼の生演奏です。
しかもベルリンで!きゃ~~~!

大人気の彼は2012-2013シーズン
ベルリン・フィルのアーティスト・イン・レジデンスに
選ばれました。
これは厳しいベルリン・フィルから
どれだけ彼が高い評価を得ているかが
うかがい知れます。
今年の4月には定期演奏会でソリストとして
3年ぶりに登場したばかりなのに
また登場とはすごいことだそうです。

コンサートが始まるのは夜の8時。
日本に比べると「大人の時間」ですね。

ベルリン・フィルの本拠地、
フィルハーモニーではお昼に
コンサートホールの見学ツアーを行っているそうです。
これは絶対に行くことに決めていました。

朝食後、フロントに行き
この見学ツアーの相談をしてみました。
親切なスタッフはすぐさまフィルハーモニーに
電話をして詳細を調べてくれました。

「1時半からスタートですって。人気があるらしくて
人数に制限があるらしいの。
12時チケットを発売するそうだから
3ユーロのチケットをまずは買うのよ。
フィルハーモニーの室内楽のホールの裏に駐車場があるから
そこからまわったら入り口があるからね」

「ここからすぐフィルハーモニーに行く?
だったら直行バスもあるわよ。
それともまだ時間があるからこの通りを
散歩しながら行く?
途中に大きなカー・デー・ヴェー(有名な百貨店)もあるわよ」

「12時にチケットを買ったら
見学ツアーまで時間があるから
コーヒーでも飲んでればいいわよ。
すぐ近くにSONYセンターがあるからいくらでも
お店があるし」

地図を広げてノンストップで親切&お世話好きな
優しいスタッフのお陰で朝10時
いよいよベルリンの街へと飛び出したのでした。


ホテル周辺はクーダムと言われる
ベルリンでいうと銀座?のような高級ブティックが並ぶ
高級感のある広い通り。
そうは言ってもパリのそれとは違い
やはりすっきりのんびりしています。

ベルリンで一番大きな百貨店
「カー・デー・ヴェー」

国際都市ベルリンですが
意外と標識はドイツ語だけで
英語サブ標識が全くないのには参りました。
それがまたパズルみたいで楽しかったです。

フィルハーモニーがあるのは
ポツダム・プラッツ(ポツダム広場)という駅。
ここにはSONYセンターというソニーのビルがあり
賑やかな興行施設。ショッピングモールや
映画博物館など観光客で賑わっています。

初めての地下鉄。
ドキドキしながら切符を買って初乗り。
ベルリンの地下鉄は標準的にきれい。
新しい車両のものはお洒落。
見事成功して
ポツダム・プラッツに到着。

 
 

地上に出てから
地元の人っぽい人に話しかけ
「フィルハーモニーはどちらですか」と聞きました。
もちろん最初はきちんとグーテンタークと
ドイツ語で挨拶してから英語で聞きました。
そして御礼もダンケシェーンです。
ほとんど英語は通じるし
流暢な英語の方が多いです。
みなさんとても親切でした。
 
言われたとおりに進むと
目に飛び込んできました。
あの黄色い巨大な建物2つが!!

あれ、奥に見えるのはもしや・・・
(右手にソニー・センターがあります)
 
ほんとにフィルハーモニーだ!!
(左:室内楽用ホール 右:大ホール)
 
夢に見たフィルハーモニーです。
 
またここで声を出して
「ついに来た~!!」とガッツポーズです。
目がウルウルしました。
 
有頂天になってたその時
さらに1時間後にミラクルが起こるとは
その時夢にも思いませんでした。


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