初めて「東京芸術劇場」に行きました。
ちょっと苦手なエリア、池袋の雑踏エリアに
とても立派な建物。
入ってみるととてもモダンです。
劇場が3個くらいはあり、演劇やミュージカルも。
一番大きなコンサートホールはなんと最上階の5階に。
大丈夫なんでしょうか。
そんな素人の感覚で探検しながらホールへ。
お目当てのコンサートは
アンドリス・ネルソンス指揮
バーミンガム市交響楽団の公演です。
ネルソンスはまだ35歳くらいの若手指揮者ですが
ベルリン・フィルなど世界のオーケストラを何度も振っています。
オペラも指揮するし、きっと将来は巨匠となるんでしょうか。
シベリウスのヴァイオリン交響曲のソリストは
ヒラリー・ハーンという日本でも大人気の女性。
彼女も30代半ば。
まず登場のハーンはお人形のように可愛い。
ドレスのセンスも素敵。
さて、演奏ですがとても安定していて聴きやすかったです。
第2楽章はいつも聴き慣れてるカヴァコスの倍早いテンポで
あれれ、という間に終わってしまった印象。
会場は大拍手で休憩中もあちこちから
ハーン絶賛の声が聞こえてきました。
個人的にはそれほど
心に響かなかったのが正直なところ。
心に響かなかったのが正直なところ。
でもなんとなく
人気のほどがわかりました。
シベリウスではなく
他曲で彼女の演奏が聴いてみたいと思いました。
シベリウスではなく
他曲で彼女の演奏が聴いてみたいと思いました。
最後のチャイコフスキー交響曲第5番は
とても楽しく、素晴らしかったです。
「チャイコフスキーは偉大なり」
あらためてそう思わせてくれる演奏でした。
ネルソンスはこれからも注目していきたいです。
ボストン交響楽団の指揮者に就任だとか。
ネルソンスはこれからも注目していきたいです。
ボストン交響楽団の指揮者に就任だとか。
最後にロビーでのサイン会は長蛇の列。
近くで見るヒラリー・ハーンはルネッサンス時代の
肖像画のような神秘的な美人さん。
黒っぽいネイルをしていてとてもお洒落さんでした。
クジラ君のように大柄で(お腹も相当たくましい)ネルソンスは
実物はやはり若者のお顔で優しそうでした。
これから益々このお二人は
世界で大活躍されていくんでしょうね。
とてもいい機会に楽しいコンサートでした。
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