2013/11/18

ウィーン旅行記⑤ホテル・ザッハー




最初の食事では「ホテル・ザッハー」と決めていました。
ウィーン国立歌劇場の真後ろにあります。

その名の通り、おなじみザッハ・トルテ発祥のホテルとして
ウィーンの観光名所のひとつでもある名門5つ星ホテル。
 
 
5つ星ホテルの宿泊は無理でも「軽いお食事」ならなんとか。

ウィーンといえば「ウインナー・シュニッツエル」
日本的に例えるとお肉の薄いカツ、みたいな感じ。
お肉をたたいてうす~くのばしたものを細かい衣をつけて
カラッと揚げています。
大きいけど、薄いので簡単に間食できるとか。
 
ツアーで解散した後、ご一緒になった親子さんたちと
憧れザッハーのカフェに入りました。

ザッハーのカフェはハイ・チェアで本当にカジュアルなのと
落ち着いたレストランに近い雰囲気でのお部屋などあります。
寒いお城巡りの後、ゆっくり食事をしたいので
落ち着いたテーブルで。

私は迷わずシュニッツエル。
わ~!と思ったボリューム。なんと2枚!
美味しそうなポテトの付け合せ。
そしてレモン半分が黄色いガーゼに包まれ
かわいいピンクのリボンで結ばれています。
レモンを絞るとき、種が落ちないようにする工夫でしょうか。
 
ガーゼに包んだレモンがかわいい!
 
お味は聞いたとおり、あっさりしています。
お肉に塩・コショウがしっかり味付けされているので
レモンをたっぷり絞るだけで充分なお味。

付け合せのポテトも
軽いソースがまぶしてあってピッタリでした。

一緒のお嬢様はサーモン料理を注文。
それもボリュームが凄く美味。
お父様はヨーロッパのお料理に少し飽きてきたご様子。
野菜メインのお料理。

お腹いっぱいですが
最後に「ザッハ・トルテ」を食べなくては!

コーヒーと一緒に登場のザッハ・トルテ。
 
 
う~んコレがウィーンでの本物ザッハ・トルテ!
日本では「デメル」(デーメルと言うそうです)の
ザッハ・トルテを購入でき、私も大好き。
(後日、本場のデーメルも行かなくては!)
※結局時間なく行けませんでした。

ホテル・ザッハーのザッハ・トルテ。
美味しかったです!!
外側のチョコレートはかなり砂糖とミックスされ
硬くコーティング。スポンジ生地は意外や
シットリしていてジャムの酸味が合います。

ボリュームがありますが
甘すぎて限界・・・というアメリカのケーキとは
全く違いました。
満腹でなければ2個くらい軽くいけそうです。
 
コーヒーもダブル・エスプレッソでバランス。
ウィーンはコーヒー・アレンジの種類もすごいです。
メランジェとかリキュール入りとか。。。

高級感のあるザッハーのカフェは席もたくさんあるし
気軽に利用できるし、ウィーン名物料理メニューも
ちゃんと用意してるし迷ったらココでした。

すっかりお気に入りの場所となりました。

翌日のコンサート前の食事もザッハーにしました。
この時はもうひとつのウィーン名物料理
ターフェルシュピッツという料理を堪能。
牛肉をあっさり茹でたものにお店独自のソースや
薬味、茹でた野菜と一緒にいだたくもの。
 


このお料理が自慢のレストランもたくさんあるみたいです。

ザッハーで食べたのも非常にあっさりでソースが絶品。
お店によってサーブの仕方や
自慢のソースなどが違うようです。
ザッハーのはりんごのような果物のソースと
アサツキのみじん切りがたっぷり入った
クリーム・ソースの2種が付いてきました。
付け合せの野菜もとってもきれいで薄味。
 
もう一度食べたい!
 
このターフェルシュピッツという名前は覚えられなく
ガイドブックの写真で「指差し」をして注文しました。

(この日は観光をし過ぎ、コンサートの為にホテルに戻って
着替える時間がなくなりました。
成田空港で万一の時に買ったヒートテックと薄いダウンベスト。
(結局寒くて観光巡りでは毎日着ていました・・・)
この格好のまま入りましたがカフェは似たような人も
ジーンズの若者もいて全く大丈夫です。
(ただし、その後行ったコンサートでは
結構恥ずかしかったです・・・)

私のようにウィーンに慣れてなく
お食事に迷って探す時間もなかったら
ザッハーのカフェもおすすめです。
お店のスタッフも観光客にとても慣れているようで親切。
最初からコートの預け方やお手洗いの場所なども
教えてくれました。

メインディッシュ1皿大体20ユーロ平均。
これにザッハ・トルテとコーヒーを追加すると
合計30ユーロ位でしょうか。

東京の物価と同じくらいです。

結論から言えば、ウィーンの食事はどれも最高!
 

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