2014/12/31

ウィーン旅行記⑰お初のウィーン・フィル&アーノンクール


 
表通りにあるウィーン・フィルのオフィス♪


午前中から楽友協会!

完売で立見席予定だったのに友人のお陰で
席もゲット!

今日はいよいよ帰国の日。
 
ウィーンへ出発の数日前、突然予約していた航空会社より
連絡があり、帰りの便が欠航になるとの事!!
 
1日1便しか飛ばない直行便。
夕方出発、デュッセドルフ経由となりました。
 
そんなわけで突如、昼過ぎまで自由時間ができ
友人のすすめもあり、午前11時からの
ウィーン・フィルの演奏会に行ける事に!!
 





 
「棚からぼたもち」
とはこういう事ですね。
 
ウィーンに行ってもなかなかウィーン・フィルの
演奏会には遭遇できないもの。
本当についていました。
 
しかも指揮者は巨匠ニコラウス・アーノンクール氏。
日本にもファンが多いのではないでしょうか。
 
演目はシューベルトの楽曲。
そして「未完成」
 
コーラスがあり、台詞もあり、楽友協会ホールの
窓から明るい陽が入り込み
黄金に輝く空間に美しい音楽が響き渡る休日でした。
 

 
地元の人達は、日曜の11時からこんな贅沢な
時間を過ごすのでしょうか。
会場は半分以上が50歳以上と思われる人達。
美しく着飾ったご夫人達のファッションやヘアスタイルに
見惚れました。
 

 
ウィーン・フィル、女性のコンサートマスター!
かっこいい♪


 
今回の5日間のウィーンでコンサートに5回行きました。
 
どれもが今思い出しても鮮やかな時間です。
 
今年もあと1日。
 
お正月には恒例、ウィーン・フィルのニューイヤー・コンサートが
生中継。
今年の指揮はズービン・メータさんなのも楽しみ。
 
楽友協会の会場が映るたびに
また記憶がよみがえります。
 
楽しみ!
 
読んでくださってありがとうございます。
 
みなさまどうぞよい新年をお迎えくださいませ。
 

2014/12/29

ウィーン旅行記⑯「トゥーランドット」

 
 
 
 
1日36時間だったらいいのに・・・と思ったウィーン滞在。
 
いよいよ明日は帰国。
 
最後の夜はオペラを観に行きました。
 
本当は国立歌劇場(オペラ座)に行きたかったのですが
既に完売で残念ながら超高いチケットしかなく見送りました。
昨年はオペラ座のバルコニー席(生まれて初めて!!)で
レオ・ヌッチさんの素晴らしいリサイタルを堪能しました。
 
今夜はフォルクス・オーパーという
もっと庶民的で地元の人々も気軽に行くという劇場で
「トゥーランドット」を友達と観に行きました。
 
 
 

 

 
 
オペラにとても詳しい友人のお陰で
見所やストーリーなど教えてもらったのでより楽しめました。
 
 
プッチーニの音楽がどれも美しくて聞き惚れました。
 
演出がちょっと面白くて
衣装が昆虫の世界(!)で楽しかった。





初めての全幕オペラ。
 
オペラの楽しさをちょっと知ることができて
嬉しかったです。

ウィーン旅行記⑮「世界で最も美しい図書館」


 
 
 
とにかくご覧ください。
(写真だらけにします)

ウィーンの宮廷図書館です。
 
入り口は中庭の一角でシンプル。

チケットを買って階段をのぼると...
 
プルンクザールと呼ばれているウィーン王宮の一角にある図書館。
18世紀前半にカール6世(マリア・テレジアのお父様)によって
建てられたのだとか。

わ、見えてきた

!!!!言葉を失います!

本物ですか!?


 
バロック建築の最高傑作のひとつと呼ばれているそうです。
天井はフレスコ画。


こういう階段、たまりません。のぼってみたい。

何か書いてあるのでしょう
1501年から1850年までの約20万冊の書籍がズラリ。
 
歴史物のセットのような本棚です。
そして紙や本の古い香りが広い空間に漂う雰囲気がたまりませんでした。





 


タイムマシンにのって
どこか別世界に来たような気分になりました。
 
ここはウィーンに来たら是非訪れるべき場所かと思います。

 

2014/12/25

ウィーン旅行記⑭「ベラスケス展」





 
 
素晴らしいコレクションの美術史美術館。
昨年の様子はこちら

あいかわらずの美しい館内。


クリムト作

憧れのゴージャスな美術館カフェ、今回も時間なくて寄れず・・・。
 
 
この日も朝からワルツレッスンで足が痛くて
やわらかいダンスシューズのまま美術館に来ました。
(お陰でソールはボロボロに)
 
残念ながら一日中ここに滞在する事はできませんでしたが
何がなんても見なくてはならない特別展。
ベラスケス展」



 
昨年は全て海外に貸し出しで1枚も見れなかった
マルガリータの肖像画が一度で何作も見れるのも奇跡。
いい時期にウィーンに来ました。

 
あっと驚く作品の数。
どれもこれもベラスケス。
圧倒されました。

その後は名作を駆け足で見て後ろ髪を引かれる思い出
絵画コーナーを出ました。






館内には立派なグッズ売場があります。
やはり人気のマルガリータ・グッズが充実。