2013/06/24

ガニオ君の完璧見本。

 

 
マラーホフのレッスン映像は他にないかと
youtubeを探していた時に偶然みつけた映像。

パリ・オペラ座のエトワールで
おそらく今一番人気者の
マチュー・ガニオ君(イケメン)が
見本となるオペラ座のレッスン映像です。

雑誌のモデルにもひっぱりだこ。

 
 
日本でも「徹子の部屋」に出た程の人気っぷり。
以前、彼が日本デビューした「ラ・シルフィード」を
観にいきましたがアラベスクや脚裁きの美しさ、
容姿は少女漫画の王子様みたいで
「パリ・オペラ座はこうでなくっちゃ」と思いました。

基本のバーレッスンからみっちり。
入門の人でも参考になることたくさん。
本当はこうやって足の裏を使うのか、
など丁寧に説明もあります。

ご両親も美男美女のエトワールだった
生粋のサラブレッド・ダンサーのガニオ君。
 
現在パリ・オペラ座で
完璧なダンス・ノーブルと言われているそうです。
(ダンス・ノーブルとは大雑把に言えば
優雅で美しい容姿と振る舞いを兼ね備えた特別なダンサー。
王子役を踊るようなダンサーの事でしょうか)
 
最後のインタビューでガニオ君も
「練習すればダンス・ノーブルになれるわけではない。
自分にはその資質があった幸運に感謝して
いかに磨いていくがが大切」
と言っています。
 
このビデオの先生も「ダンス・ノーブルになるには
もともとの体格やライン、そして物腰で決まる」
ような事を言っています。
 
完璧なレッスン映像。
先生の説明がとてもわかりやすいです。
 
こちらからyoutubeにアクセスしてごらんください。
その1とその4は学校の風景やパリの街角映像。
インタビューやソロの映像も。
 
 
 
 

Remanso



マラーホフ自伝の表紙が「レマンゾ」
 
もしマラーホフが踊る作品で
ベスト3を挙げるとしたら
間違いなく選ぶのがこの作品。
 
スペインの振付家ナチョ・デュアトの代表作
「レマンゾ」です。
男性3人で踊る素敵な作品です。
全てが大好きです。
 
マラーホフの自伝によれば1997年
デュアトがマラーホフと
ABT(アメリカン・バレエ・シアター)の
メンバーの為に振付けました。
 
 
当時、マラーホフはABTデビューし
アメリカでも大成功を収め
世界的なダンサーになりました。
 
最初のオリジナルはマラーホフの他に
デスモンド・リチャードソン、パリッシュ・メイナードという
それぞれ個性豊かなダンサーを
デュアトが選んで振り付けしたそうです。
(このビデオ化された映像の時は
リチャードソンを引き継いだ
キース・ロバーツというダンサーになっています)
 
スタジオでは少しずつ振り付けが変わり
結局5つほどのレマンゾができたそうです!
(現在もダンサーの個性にあわせ
少しずつ変えるそうです)
 
「レマンゾ」はロルカの詩集
「レマンソス」の作品に着想を得て作られたとか。
 
 
「レマンゾ」という言葉について
自伝ではこう書いてあります。
『流れる水がせき止められたような、
よどみのようなもの。
中断の象徴でもあり、静けさと逃避の場でもある』
 
素敵なピアノの曲は
エンリケ・グラナドス「詩的なワルツ」。
 
マラーホフはずっとこの曲に夢中だったそう。
それは自由に演出できて
踊れる余地があったから、だそうです。
 
自分にとってはこの作品を見て不動の(!)
マラーホフ・ファンになった決定的作品でもあります。
 
他のダンサー達が踊るレマンゾを映像で
いろいろ見ましたが、このメンバーを
超えるのは今もこれからもないのではと
思っています。
(きっとマラーホフなしのレマンゾには
興味が沸かないと思います)
 
作品のキュートさと重なって
なんだか胸がキュンとします。
 
 
タイツ姿の気品ある王子役もいいですが
コミカルだったりコケティッシュな雰囲気の
マラーホフが大好きです。
 
1998年、デュアトはマラーホフの為に
再び作品を作りました。
ABTきってのダンサー
ジュリー・ケントと一緒に踊ったとか。
(4組のダンサーで踊る作品です)
 
"without words"
(映像は違うダンサー達です)
 
 

2013/06/23

ぶらぼー!

 
 
素晴らしいダンサー、
マラーホフのレッスン風景の映像を発見。

何をやっても美しいし、
最後まで丁寧で舞台とはまた違う感動です。
(文章の最後に「。」をちゃんとつけるように)

マラーホフ自ら見本の
基礎のバーとセンターの
レッスン・ビデオを発売して欲しいと
切に願う!!



脚、あらためて細さにびっくりですね。

2013/06/20

贅沢な宴

 
 
 
「アワビ、伊勢えび、鯛」
 
贅沢なご馳走をいただきました。
 
練馬にあるお店。
住宅街にある、アワビのお店です。
こじんまりと、ご主人が調理しています。
 
伊勢えびがまだ動いていました・・・。感謝していただきました♪
 
グルメな殿方の友人達がよくここの
お店で宴を開いています。
私もお誘いを受け喜んで2度目の参加。
 
なぜ皆さま、アワビ、アワビと騒ぐのか・・・
と思っていましたが
本当に美味しいんですね!
 
不思議な雪だるま到着。熱いみたいで湯気が・・・。
手袋でカパッつ!
わ!鯛が出てきた!「鯛の塩釜」なり。

いい香り!!!

30秒後にはこのありさま。フカフカの上品なお味♪

ちょっとコッテリ系も・・・と思ったらアワビ・ステーキ♪
最後はさっきの伊勢えびを雑炊で!
 
友人も誘って行きました。
みんな大喜び。
 
雨の降る夜、
その宴は夜遅くまで盛り上がりました、とさ。
 
 
 

2013/06/19

CARON



パウダーは1904年、右の香りは1952年生まれ♪


訪れてみたい憧れの香水店が
パリにあるCARON(キャロン)ブティックです。
 
キャロンは1903年に創業の老舗香水店。
 
ナルシス・ノワール
フルール・ドゥ・ロカイユ
日本でもおなじみの名香がたくさんあります。
 
フランスの香水文化を代表するキャロン。
どれもエレガントで優しい香りばかり。
 
私は1つだけキャロンの香りを持っています。
ミュゲ・ド・ボヌール
スズランを中心としたさわやかで
ほんのりする香りです。
 
キャロン本店では昔ながらの
「香水の量り売り」をしているそうです。
 
香水を保存してるのはなんとバカラ!
 
(HPの写真より)
 
 
先月のパリでチャンスがあれば
是非この目で見たかったのですが叶いませんでした。
 
キャロンはパウダーも有名です。
ビックリするような粒子の細かさ。
たくさんつけても素肌のようです。
ブルガリアン・ローズのいい香り。
 
美しいパッケージのコスメは
いつも目に留まるところに
置いておくだけでキレイになれるような気がします。

 
パフがパフパフ♪
 
 

おしゃれ番長本






心躍る本を発見。
 
「きれいな女性が持っているおしゃれアイテム100
ワンハンドレッド」
 
著者はニーナ・ガルシアさん。
雑誌ELLEやマリ・クレールなどの
ファッション・ディレクターを努める
アメリカのファッション界を代表する人物の一人だとか。
 
私はニーナさんの事も知らないし
「きれいな女性」が持ってようと持ってまいと
この本に飛びついたのは
この本のイラストが好みだったこと!
そして文がとってもかわいくて内容もトキメキ!
 
 
 
 
 
 
 
とっても「おちゃめ」です。
 
「トリビア」がたくさん紹介されているのが楽しいです。
 
私はこういった本を実際に取り入れようとか
真似しようと思って買うことはありません。
 
「リラックス」用に読むのが好きです。
 
休日や寝る前のゆったり時間に音楽と
いい香りの紅茶を飲みながら
こんな可愛い本をめくりながら過ごす・・・。
 
とっても大好きな時間です。
 
※ この本は実際におしゃれ上手になれるヒントがたくさんあります!
 
 


2013/06/12

カヴァコスとバレリーナ♪




右が新館、左の本館は1860年に建てられた世界遺産。

ロシアが誇る指揮者ゲルギエフさんのお誕生日、
そして「新館」マリインスキー劇場オープンを祝う
国挙げての大イベントがロシアでありました。
 
なんとプーチン大統領もご挨拶。
 
ロシア自慢のバレエはもちろんオペラや
クラッシック音楽のスター勢揃いの
豪華なガラ・コンサート。
 
そんな大イベントにカヴァコスが招かれて登場!
ゲルギエフのお気に入りヴァイオリニストという事で
ご指名だったとか。
 
得意のイザイかバッハか
もしくは超絶パガニーニでも弾きまくって
ロシア人をアッといわせるのかと思いきや
甘い夢見心地のチャイコフスキーを演奏しました。
しかも、バレリーナと一緒に!
 
バレリーナはマリインスキー劇場を代表する
ウリヤーナ・ロパートキナさん。
細くて繊細で腕が本当に白鳥みたいです。
 
演目も踊り子と教師のレッスン場面を
愛らしく演出したとても素敵なバレエでした。
 
カヴァコスは舞台端でうっとりするような
メロディを弾きました。
(いつもの格好と髪型で)
 
音楽も踊りもぴったり合って
ほのぼのした雰囲気。
 
 
とってもお気に入りの映像です。
 
豪華なガラ全編はこちらで。
 
 
 
13:00から始まる「ラ・バヤデールより影の王国」の
精霊たちの踊りが綺麗です。
先頭から6番目の人がめっちゃ美しいです。
顔もスタイルもポーズも!
途中で彼女だけアップになってました。
やっぱり美人は目立つのね~。
 
ところでプーチン大統領
プチ整形して変な顔。
 
 

2013/06/11

至福のドラッグストア・コスメ in Paris

 
 
海外旅行のお楽しみのひとつが
「ドラッグ・ストア巡り」
 
昨年のベルリンでは日曜に行って
どこも閉店で大失敗。
何も買えませんでした。
 
今回のパリでのちょっとした時間に
近くにあった有名なスーパー
に行ってそれなりの収穫でした。
 
免税店にある化粧品は日本でも売ってるので
全く興味はありませんが
現地ならではの日用品コスメを見ると
アドレナリン絶好調になります。
 
 
 
ニベアとブルジョワのボディシャンプー。
どちらも夏仕様のオイル成分配合のうるおい仕様。
こちらの方は日焼けを楽しむからなんでしょうね。
前回のパリでブルジョワのバス製品を買って
今回も狙っていました。容器もとってもかわいい。
香りも甘いお菓子のよう。
値段もかわいくて500円以下♪
重くなければたくさん買いたかった・・・。
 
 
左は不動のナチュラルコスメ・ブランド
ヴィシーのロールオン・デオドラント。
パリジェンヌに一番人気のデオドラントだとか。
肌にも優しいそうです。
 
右はモネの庭に行った時、片田舎のオーガニックコスメ屋さんで
みつけたロバのミルクでできた石鹸。
Paysaneペイザンヌ
フランスの最も権威のある
Nature&Progresというオーガニック認証を得てる
ノルマンディーで家族で作っている石鹸だとか。
 


 すっかり気に入ってしまいました。
日本でも通販で手に入るみたいです。
 
 
日本でニベアといえばボディローションや
昔からのクリームだけですが
海外ではズラリ、本格的な製品揃い。
美容液やアイクリーム・・・どれも魅力的。
 
 
大好きなコーダリー
日本でも人気がありましたが今は残念ながら撤退。
(オンラインで日本にも発送してくれるみたい)
もちろん現地ドラッグストア価格の方が
ダントツ安いです。
 
ヨーロッパではもちろん大人気。
ローズマリーやミントなど天然の香りが素晴らしいです。
こんないい香りの化粧水って他にあるのかな?
と個人的には思っている位大好き。
 
朝咲いたばかりのブドウの花の香りのボディミストと
シャワージェル。
すがすがしいので梅雨の季節にぴったり♪
 
(おまけ映像)
コーダリーのSPA
気もちよさそう~。
 
 
 
一日中、ドラッグストア巡りをしたいものです。

2013/06/09

Servane Gaxotte

 
 
 
 
以前、アクセサリー使いがとても素敵な方から
教えてもらったパリのアクセサリー。
 
何て読むんでしょ?
セルヴァン・ギャゾット?
セルヴァン・ガクソット?
いろいろ・・・。
このアクセサリー・デザイナーさんの
お名前です(女性)
 
春に母からの誕生日プレゼントで
私のもとへやって来た。
 
このちょっとキモカワな女の子
「ローズ」という正式なお名前があるんだとか。
 
パリのオサレ番長みたいで
素敵なファッションに身を包んだ
ローズちゃんが毎年のコレクションで発売されます。
オートクチュール・コレクションなんでのもあるみたい。
 
手足は自由に動くのでバレエの開脚も朝飯前。

股関節も自由にアンディオール♪ きれいなアラベスク。

 
きっと世界中にコレクターがいるんでしょうね。
 
真鍮製で約7センチあるので首から下げてると重いです。
 
 
不思議と身に着けてると
安心感のある存在。
 
普段は壁にぶら下げて飾っています。
 
 

2013/06/04

成田達輝・リサイタル




 
 
5月はパリ旅行の話題が多かったですが
その前に素晴らしいコンサートに行ってきました。
 
ヴァイオリニスト、成田達輝(たつき)さんの
リサイタルに行ってきました。

 
前回書いた成田さんのはコチラ
 
会場は大好きなトッパン・ホール。
今回でトッパン・ホールに行くのは3回目。
昨年のカヴァコスに次いでヴァイオリンを聴くのは2回目です。
 
このホールは素晴らしい音響
たった400席程しかない空間。
ヒノキで出来た贅沢な作り・・・
秘密にしたい位素敵なホールだと思います。


トッパンホールのロビーにある檜で出来た座席表。
ほんと、これしか席がないんです。
なんという贅沢♪

期待の成田さん。
登場したときの第一印象は「若い!!」
21歳だからあたりまえ。
ピアノのテオ君なんてまだ19歳。
なんて初々しい・・・。
 
と思ったのは登場の時だけ。
 
 

実際、もっと幼く見えたテオ君かわいい。

 
演奏を聴いてびっくりです。
洗練された粋な大人の音楽。
譜面通りに完璧に弾ける優秀な日本人。
とは全く違います。
色気のない表現かもしれませんが
「プロの演奏家」でした。
それも世界に通用する。(そう思います)
聴衆をしっかりと楽しませ感動させてくれるのです。
 
1曲目のベートーヴェンのソナタは正直言って
印象が薄かった。
(私がカヴァコスの演奏を聴き過ぎてるので
耳が慣れてしまってたからかもしれません)
 
ところが2曲目からのフォーレ、シマノフスキ、フランク
といった選曲もさることながら(私にとっては初めて聴く曲ばかり)
完全に「成田ワールド」です。
 
 
 
色彩豊かな印象派の絵画をなぞっているよう。
そして演歌っぽくない(ここ重要!)
 
成田さんにはヨーロッパの薫りただよう
今までの日本人にはない
新しいカラーの演奏家になって欲しいです。
新しい時代の新しい音楽家。
「パリが大好きでこれからも住んでいたい」と
留学中だそうですが、パリ、お似合い!!
 
同時に驚いたのが(ある意味成田さん以上に驚いた)
ピアニストのテオ・フシュヌレ君。
うまく言葉で表せませんが、ピタリと成田さんの気持ちを
読み取るかのような弾きっぷり。
「天才」とはこういう人かな。
 
アンコールで数曲弾き、
パガニーニの有名な超絶技巧の曲も披露。
それでも「お洒落」で「粋」
 
このお二人、まだ学生。
どんな演奏家になっていくのか無限大。
大注目です。
 
あ~本当にびっくりな演奏でした。
 
 

2013/06/03

うっとり文房具




見てください、この美しい工芸品。
 
な~んて紙で出来た文房具たち。
文房具とは言ってもちょっと贅沢な
シールやカード、メモ帳です。
 
 
文具好きの方には知ってる人も多い
アメリカのPunch Studioのもの。
 
アメリカの叔母からのプレゼントが
蝶の模様の素敵な紙袋に
入っていたのがきっかけで知りました。
日本でも幅広く売ってます。
ネットではたくさんの種類が販売されています。
 
それにしてもなんて美しいんでしょ。
お店で美しいカードや便箋
包装紙、箱などを発見すると
我を忘れて夢中で見入ってしまいます。
 
 
この孔雀シリーズが一番のお気に入り。
 
 
このシール、3Dというか立体構造。
使うのもったいない、と思ってしまう。
 
カードも3Dでちゃんと下にはキラキラが貼ってあります。
 
 
マグネットで閉じるミニノートは
裏表紙もちゃんと孔雀の羽模様。
 
  
こんなに豪華な作りの割りに
お値段はリーズナブル。
 
これからも見つけるたびにコツコツ
集めたいな。
 

2013/06/02

パリの景色いろいろ



家に帰って写真を見ても
やはり綺麗だと思うパリ。

宿泊ホテルからの窓の眺め

バスの中からピンボケでも美しい凱旋門

セーヌ川クルーズ・ディナーを待つ頃、夕焼け

橋にナポレオンの「N」が見える

ディナーが終わる頃、エッフェル塔がライトアップ!

パリ一番の百貨店「ギャラリー・ラファイエット」