ウィーンの朝。
ホテルの近くからはシュテファン寺院の鐘の音。
今日はお昼の待ち合わせの前に
参加したかったツアーへ。
それはシュテファン寺院の地下にある「カタコンベ」(地下墓地)を
見学すること。
待ち合わせの10時に教会の中の一角にある場所へ。
いろいろな言葉が飛び交う人達30人くらい集まっていました。
恰幅のいい、男性のガイドさんが
ドイツ語と英語で案内をしてくれます。
背が小さい私はガイドさんのすぐ後ろについて
いきました。
地下に入る階段を下りると
ひんやりとした空間になります。
(もちろん撮影禁止)
シュテファン寺院の大司教が眠っている場所や
ハプスブルグ家の人々の内臓が保管されている棚などを
見学しました。
不気味とかそんなことはありません。
(ガイドさんも淡々と明るく明確に解説してくれるのがよい)
観光客で賑わう名所の地下は
こんな世界があるのだと驚きました。
その先細い道をすすむと地下墓地だったために
棺や骨、そしてさらに
ペストで亡くなった方の骨が並べられていました。
(小さな窓のようになっており、覗いて見れるようになっています)
そこを通って階段をのぼり地上に出ると
この裏口にひっそりとあるのが
特別な葬儀ではなく一般の人と同じ扱いの葬儀だったとか。
(その後、モーツアルトの遺骨などはどこにあるのかも
不明のまま)
正直、ツアーより印象に残ったのが
このモーツアルトです。
一礼をしてシュテファン寺院を後にしました。
外に再び出ると、明るく華やかなウィーンの街!
クリスマスのお花やいい香りのする紅茶のお店が
この巨大な寺院を囲んでいます。
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