エンリコ・パーチェさん

 

 

10月に入ってからのツィンマーマンさんのリサイタル。

 

大好きなトッパン・ホールでの

バッハ・ヴァイオリンソナタ「全曲」！

 

そしてピアノがこれまた大好きなエンリコ・パーチェさん。

 

パーチェさんはカヴァコスともよく組んでいます。

昨年もカヴァコスの来日時も一緒で

ベートーヴェン・ヴァイオリンソナタ全集のCDも

パーチェさんです。

 

正直、この日のリサイタルでは

ツィンマーマンさんの演奏よりも

パーチェさんのピアノに集中してしましました。

ツィンマーマンさんの演奏は完璧といいますか

もう安心して聴いていた感じ。

 

パーチェさんの相変わらず歯切れがよく

リズムも良くて音が品が良くて・・・

恐ろしい程にツィンマーマンさんとの演奏と合ってる・・・。

 

特別なテレパシーでもあるんでしょうか？？？

 

演奏後はトッパン・ホール恒例のサイン会。

私はもちろん並びました。

 

近くで見たツィンマーマンさんは

やっぱり「優しく真面目なお兄さん」のご様子でした。

長蛇の列にもかかわらず、

笑顔で丁寧にサインしていました。

 

隣のパーチェさんは背が高くてとっても痩せていました。

髪もぼさぼさでヨレッとしたポロシャツ。

笑うとかなり歯が抜けていて（笑）。

 

しかし、尊敬の演奏家。

サインはとても嬉しかったです。

 

パーチェさんに

「私はいつもあなたのピアノで目を覚ましています。

ベートーヴェン・ヴァイオリン・ソナタ1番の第3楽章が

アラームなんです

（カヴァコスがヴァイオリンで

ピアノがパーチェさん。出だしがピアノ。）」

と言うと

 

「へ～第3楽章？」

なんどそのメロディを歌ってくれました♪

（ほんのちょっとですが）

 

とっても嬉しかったです。

 

いつかパーチェさんのソロ・リサイタルが

あればいいなと願います。