「絵になる指揮者」 |
今年はカラヤン生誕105年だそうです!
(私はカラヤンと同じ誕生日!!)
カラヤン記念CDが発売されています。
最近、とても音楽に造詣の深い方から
素晴らしいCDを教えていただきました。
本当はレコードの紹介で知ったのですが
あいにく私は高価なレコードやそのプレイヤーなど
持っていないのでCDを購入しました。
1987年ザルツブルグ音楽祭でカラヤンと
ソプラノ歌手の"スーパー・スター"
ライブ録音のワーグナーです。
まさに夢の競演。
この頃、カラヤンはベルリン・フィルとの
様々な事情で演奏する機会が減り
ウイーン・フィルと演奏する事が多かったそうです。
教えてくださった方はなんとこの演奏を
会場で聴いていたのだそうです!
目の前にカラヤンとノーマン、ウイーン・フィル
演目がワーグナーとは凄いですね。
このCDは演奏時間が約55分と表記されていますが
実際の演奏も同じような時間だったとか。
その方のお話によると
この頃カラヤンは体調面で
長時間の演奏は難しい状態だったそうです。
当日もかなり体力を消耗しきった様子だったとか。
長時間の演奏は難しい状態だったそうです。
当日もかなり体力を消耗しきった様子だったとか。
演奏後、ステージに数回出てきた後は
ノーマンだけが何度も登場してくれたそうです。
(うっすら涙を浮かべていたとか)
(うっすら涙を浮かべていたとか)
そんなエピソードを伺った後に
このCDを聴いたので最初はとても
切なく聴こえました。
1曲目のタンホイザー序曲は大好きな曲。
心が躍る華やかなイメージでした。
この演奏は優しく、どんどん心に沁みこんできます。
優しく包み込んでくれるような・・・。
カラヤンの演奏で「あたたかさ」を強く感じた
不思議な瞬間でした。
「どうだ!カラヤンが指揮してるぞ」という存在が
いい意味で目立たなく
オーケストラの音と一緒に溶けている
まろやかさを感じました。
オーケストラの音と一緒に溶けている
まろやかさを感じました。
ノーマンが歌う4曲目
「トリスタンとイゾルデ・イゾルデの愛の死」
言葉にならない、胸がいっぱいになります。
この2年後、カラヤンはこの世を去りました。
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