左がケリーさん。ベルリン・フィル式 「みざる・いわざる・きかざる」だとか。 (ベルリン・フィルのブログより拝借写真) |
オーボエの音が大好きです。
初めて買ったオーボエのCDは
世界的オーボエ奏者だった宮本文昭さんのもの。
(現在は指揮者として大活躍されています)
夢の世界へ導いてくれそうな作品集で大好きで
今も大切にしています。
今のお気に入りは
ベルリン・フィルの首席オーボエ奏者の
ジョナサン・ケリーさん。
ベルリン・フィルのオーボエの顔といえば
同じく首席のアルブレヒト・マイヤーさん。
2人首席がいるわけですが私はケリーさんが好きです。
(もともとベルリン・フィルはソリスト集団!)
いかにも華があるマイヤーさんに対し、
ケリーさんは線が細めで知的でシャープな印象。
いつも控えめな存在です。
出番がくると飛び切りの音で「ケリーさんお見事!」と
やってくれます。
自分が好きな演奏の時は
偶然にもケリーさん担当の時が多いです。
ストラヴィンスキーのペトルーシュカで
ロシアの踊り、というお馴染みの曲があるのですが
その時のケリーさんの演奏が超かっこいいです!
ケリーさんはケンブリッジ大学卒で歴史を専攻。
最近は声楽も研鑽してるとか。
来日した時は日本の学生さん達にワークショップを
行なったりとスーパー素敵な演奏家。
自分がベルリン・フィルの演奏会に行った時は
ケリーさんだったらいいな、と願います。