今度はバレエの先生が足に負担をかけず
より踊りやすくするためにポアント(トウ・シューズ)を
工夫してる部分を見せていただきました。
一番上の写真。
リボンをつけた縫い目(笑)
かわいい縫い目ですね。
次の拡大写真は
シューズの内側に透明なテープが縫い付けてあります。
自分の足にシューズをよりフィットさせる為の工夫。
手芸店で売っている透明なテープだそうです。
そして大切なお針箱。
(ウイーンの老舗お菓子屋の箱かな)
肌色の糸はバレエ用ではなく、あえて手芸店のもの。
先生曰く、この糸が最高だそうですよ。
ライターはリボンの切り口がほつれないよう
火で軽くあぶるそうです。
超有名なダンサーがやはり針と糸を持って
自分のシューズにリボンやゴムを縫い付けているのを
雑誌で見たことがあります。
あれくらいの有名人になれば人に頼む事もできそうなのに・・・。
プロだからこそ人任せにはできないのでしょう。
数ミリの位置や縫い方の加減で踊りに影響してしまうのでしょうか。
聖域に近いのかも。
最初からリボンがミシンで
しっかり縫いつけてあるシューズを見つけて
「これ楽でいいね!」と思う私は退場ですね。
先生、貴重な物をありがとうございました。