待望の録画を見ました。
毎日飽きずに見て聴いています。
実際にコンサートでの感動とはまた違った印象です。
テレビの放送用にきっと音もバランスよく
(好みは別として)
調整されているのですね。
会場ではちょっとうるさく感じたオケの管楽器も
テレビでは気にならず「このオケいいかも」と思ったほど。
逆にカヴァコスのヴァイオリンの音が
会場では聴こえない部分を高性能マイクが拾っているのか
弦と弓の響きが目に見えるようです。
実際こんな風に弾いていたんだ・・・と思いました。
第一楽章の出だし、何度聴いても好きです。
かすかな音か聴こえてきて、それに重なるように
カヴァコスの極細の音が始まります。
第二楽章のとてもゆっくり聴かせてくれるところ。
静かで美しい場面ですが
迫力を感じたのは第二楽章です。
いや~キレイ。胸いっぱいになる。
第三楽章はあっけに取られてるうちに終わる。
(当日会場でも「あれ、終わっちゃった」と思った程
あっという間に感じた最終楽章でした)
終わってもあのメロディーがずっと頭に残る。
作曲家の使者として演奏してるような
そんなカヴァコスのスタイルが好きです。
それからゲルギーさんの指揮と
爪楊枝のような指揮棒(本当に爪楊枝だとか)もいい。
また一生のお宝映像です。
もっと来日してください!!
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