2013/01/31

カヴァコスNHKに登場したよ!




 
待望の録画を見ました。
毎日飽きずに見て聴いています。

実際にコンサートでの感動とはまた違った印象です。

テレビの放送用にきっと音もバランスよく
(好みは別として)
調整されているのですね。
会場ではちょっとうるさく感じたオケの管楽器も
テレビでは気にならず「このオケいいかも」と思ったほど。

逆にカヴァコスのヴァイオリンの音が
会場では聴こえない部分を高性能マイクが拾っているのか
弦と弓の響きが目に見えるようです。
実際こんな風に弾いていたんだ・・・と思いました。
 
第一楽章の出だし、何度聴いても好きです。
かすかな音か聴こえてきて、それに重なるように
カヴァコスの極細の音が始まります。
突然、低くて太い、大きな音になる瞬間が好きです。

この曲の有名な最初のメロディ。
聴き惚れるオケの人々(フルートのおじさんは暫し目を閉じて・・・)
超絶技巧たいむ♪
手がものすごく大きい。
 
第二楽章のとてもゆっくり聴かせてくれるところ。
静かで美しい場面ですが
迫力を感じたのは第二楽章です。
いや~キレイ。胸いっぱいになる。

第三楽章はあっけに取られてるうちに終わる。
(当日会場でも「あれ、終わっちゃった」と思った程
あっという間に感じた最終楽章でした)
終わってもあのメロディーがずっと頭に残る。

オケのパートを一緒に弾くところがいい。


作曲家の使者として演奏してるような
そんなカヴァコスのスタイルが好きです。

それからゲルギーさんの指揮と
爪楊枝のような指揮棒(本当に爪楊枝だとか)もいい。
 
また一生のお宝映像です。
 
もっと来日してください!!
 

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